2年ほど前、腎不全と診断され、薬と点滴、食事療法で、今まで頑張ってきたクレア。
病院の先生から「不死身やな」と言われるぐらい、そんなに悪くなることもなく、日々を元気に過ごしていました。
10月頃から体調が悪くなる日が多くなり、点滴の回数も増えました。
認知症も発症し、ごはんやおやつも徐々に食べなくなりました。
11月の初めに、涼しくなったら行こうと思っていた、クレアも大好きだった旅行に行きました。
クレアとの楽しい思い出がまた増えました。

12月に入ってからは、認知症の症状で、夜鳴きもするようになりました。
自分で歩くことが少しづつできなくなり、それでも歩きたいという意思はあり、要求吠えのように鳴くようにもなりました。
起こして支えてあげると、しばらく歩き、満足して寝る、という感じでした。
亡くなった日、私は仕事中でした。
午後3頃に母から連絡があり、会社を早退して、急いで帰りました。
帰宅した時のクレアはまだ温かく、顔も穏やかで、ただ眠っているようでした。
最後のお別れには、姉とドナ、仕事だったのにもかかわらず、弟も途中で抜けて来てくれました。
大好きな家族に見守られ、クレアは天国へ旅立ちました。

まだまだクレアと行きたいところもたくさんあったし、もっとこうしてあげたかったという後悔もあります。
今はまだ、クレアの事を思うと涙が止まらない。
でも、私はクレアと過ごした日々は幸せだったし、クレアもそう思ってくれていると信じています。
いつになるかはわからないけど、私もそっちへ行った時、クレアはきっと、しっぽを振って、笑顔で駆け寄ってきてくれると思います。
クレア、いつかまた会えるその日まで待っててね。
ずっとずっとずーっと大好き。
ありがとう。
またね。
